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- 2014-04-12
- :暮らし
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ペット殺処分の条例見直し
兵庫県芦屋市は、犬やネコなどペットを引き取って殺処分するという規定を条例から削除した。
約40年前に制定された規定だが、動物愛護の機運が高まる中、近年は適用例もほとんどなく休眠状態だった。
改正されたのは1973年に制定された「緑ゆたかな美しいまちづくり条例」。
当時市内に多くいた野良犬や野良猫の増加対策として3千~6千円の手数料でペットを引き取る規定を定め、獣医師会に殺処分を依頼していた。
保健所がない自治体でこうした条例は例がなく、担当者は「景観や衛生を大事にする芦屋ならではのルールだった」と話す。
しかし、昨年9月に施行された改正動物愛護法では飼い主が終生飼養するよう責任を明記。
ペットの権利が尊重される中で引き取りを要望する人は年々減少し、5年前に1件適用したケースがあるだけ。
同市は「今の時代に合わない規定。飼い主には最期までペットの面倒を見てもらうよう指導していきたい」としている。
約40年前に制定された規定だが、動物愛護の機運が高まる中、近年は適用例もほとんどなく休眠状態だった。
改正されたのは1973年に制定された「緑ゆたかな美しいまちづくり条例」。
当時市内に多くいた野良犬や野良猫の増加対策として3千~6千円の手数料でペットを引き取る規定を定め、獣医師会に殺処分を依頼していた。
保健所がない自治体でこうした条例は例がなく、担当者は「景観や衛生を大事にする芦屋ならではのルールだった」と話す。
しかし、昨年9月に施行された改正動物愛護法では飼い主が終生飼養するよう責任を明記。
ペットの権利が尊重される中で引き取りを要望する人は年々減少し、5年前に1件適用したケースがあるだけ。
同市は「今の時代に合わない規定。飼い主には最期までペットの面倒を見てもらうよう指導していきたい」としている。