Entries

09/30/2004 12:54 CNN

メキシコ北部チワワ州のタラウマラ山脈にあるアタスカデロスという寒村は現在、ネズミの大量発生に悩まされている。

1年ほど前からネズミが増え始めたために、村中総出で毒餌を使ったワナでネズミ退治を始めたが、なんと、毒の回ったネズミを食べた猫などの捕食動物が先に死滅してしまった。

……そして生き残ったネズミが猛烈な勢いで繁殖し始めた。

現在、人口3000人、800戸のアタスカデロスに数十万万匹のネズミが発生し、一軒当たり少なくとも200匹が巣食うという末期的状況になっている。この事態を憂慮したチワワ州保健当局は、ネズミの殲滅計画を立案した。

なんとネコの遠征軍を編成して、アタスカデロスに送りこみ、ネズミを皆殺しにするんだと!これ、冗談ではなく極めてマジメな計画で、当局は26日、同州の新聞に不必要になったネコを寄付するよう求める広告を出した。

計画では最低でも700匹のネコを集め、去勢し、狂犬病などのワクチンを施してトラックに積みこんで「派兵」するという。週末までに200匹の猫が集まる予定で、逐次、作戦に投入されるそうだ。

果してネコ軍団はネズミを駆逐できるのか?

アタスカデロスは、気温が低く、乾燥し、村人も極端な貧困状態にある。ネコは生き残れないんじゃないか、と危ぶむ専門家もいるそうだ。

こうした批判に、同州保健当局のロベルト・ガレゴスこう語る。

まるで「ハメルーンの笛吹き男」ですよね。でも残念ながら笛吹き男はいない。緊急の健康問題を解決するためにはこれしかないんです。



0件のコメント

コメントの投稿

新規

投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます


発行部数

Appendix

最新の記事

読者投書欄

過去の記事