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静岡市動物指導センターは飼い主のいない猫を捕獲して不妊手術をし、元いた場所に戻す「TNR活動」に乗り出した。
猫の増加が問題になっている住宅地の公園で、地元自治会やボランティアと協力して取り組んでいる。担当者は「地域活動としてのモデルケースをつくりたい」とする。

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市は県内自治体では最も多い年間1500匹に及ぶ猫の殺処分を減らそうと、市獣医師会の不妊手術助成制度を支援するなど活動を奨励してきたが、持ち込んだ人の自己負担や地域の理解が壁になり広がっていない。
今回の公園では独自にTNRを進めていたボランティアが転居し、活動の継続を断念。相談を受けた市が地元自治会の了解を得て実施を決めた。
趣旨や捕獲の実施日などを自治会との連名で周辺地域に通知。飼い猫の保護を求めた上で、12月中旬に3日間かけ、ボランティアが確認していた20数匹のうち14匹を捕獲、手術し公園に戻した。今後は餌やりやふんの始末など、放した猫の適切な管理と新しい猫のチェックも必要になる。
市動物指導センター所長は「地域の環境問題として取り組んでもらうきっかけになれば」とし、ボランティアの組織化を働き掛けていく方針。
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