日刊猫ニチ新聞 ネコのニュースだけの不思議な新聞 |感受性はヒトと同じ
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水道水や野菜などから基準値を超える放射性物質(放射能)の検出が相次ぐ
中、ペットへの影響を心配する声が上がっている。
専門家は「人が大丈夫なら動物も大丈夫」と話している。

日本動物高度医療センターの院長で、放射線科科長の夏堀獣医師は「一般
的に、放射線に対する犬や猫の感受性は人と大きな差がないといわれる」と
話す。
細かなデータはないが、放射線治療で大量の放射線を当てても、治療後に
犬や猫がガンになった例は世界的にも報告されていないという。
人体への影響で指摘される放射線の発ガンリスクについても、「犬や猫での
調査はないが、人と同じだとするとガン発症前に多くの動物は寿命がきてしま
う」と指摘する。

同センターには、飼い主や獣医師からの問い合わせが1日10件程度寄せら
れる。多くが「犬や猫は人に比べ体が小さいから影響を受けやすいのでは
ないか」というもの。
夏堀獣医師は「体が小さいと飲食量も少ない。小さいから高濃度になるという
ことはない」と否定。
現在、検出されている範囲なら水道水を飲んでも問題ないという。

避難区域に残されていたペットや動物には、注意しなければいけない。
夏堀獣医師は、「ペットだと、なでたりして人が接触する可能性がある。人と
同じようにチェックすべきだ。人が放射線量を測定するときに一緒に測定し、
必要なら除染するのが望ましい」と話す。
放射性物質は水に吸着、溶解しやすいため、心配ならぬれた紙タオルで体を
ふいてあげてもよい。

震災でストレスを受けるのは人も動物も同じこと。
夏堀獣医師は「原発から30km圏外なら、散歩や外出を控えて日常生活を
送れない方が、ペットにとっては大きなストレスになる」と話している。
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