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- 2009-09-24
- :暮らし
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「縁起猫」姿消す
神奈川県三浦市の白秋記念館に10年以上すみ着いていた白猫が5月、突然、姿を
消した。
右目の周囲が金色、左目の周囲が銀色で、その昔、マグロ漁師たちが「縁起が良い」
と珍重したネコという。
「チロ」の愛称で、記念館の関係者のみならず観光客からも親しまれていた。
チロが“居候”を始めたのは1997年ごろ。
雑誌で紹介されたり、「みさき白秋まつり」の一環として一般客から募った短歌の優秀
作品に登場したこともあった。
「縁起の良いネコ」と新聞で報じられ、合格祈願のために会いに訪れる受験生もいたと
いう。
チロが姿を消したのは5月下旬。
記念館に勤める人は、「おそらく最期は迷惑を掛けてはいけないと思って身を隠したの
でしょう。そうだとしたら褒めてあげたい」。今まで心の支えだったチロに感謝の気持ちを
示す一方、「ことしの冬は寂しくなりそう」と話した。
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