日刊猫ニチ新聞 ネコのニュースだけの不思議な新聞 |厚労省が注意喚起
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今年1月、東京に住む50代の女性が食事ができないほどの咽頭痛と、血の混じった
鼻水が止まらなくなる症状を訴え、東京医科歯科大病院耳鼻科を受診した。
診察すると、のどと鼻の奥全面に黄白色の塊が付着し、この塊から「コリネバクテリウム・
ウルセランス」という細菌が検出されたという。

感染症法で2類感染症に指定されているジフテリアと同じ毒素を作る菌で、風邪症状に
始まり、重症になると呼吸困難に陥り死ぬこともある。

同大学から連絡を受けた国立感染症研究所が調査し、この女性の家で世話を受けたこと
がある5匹の野良猫のうち、2匹の鼻水から遺伝子タイプが同じ菌を発見した。

この症状で、世界初の患者を報告した英国では死者も出ている。
英・保健当局の統計によると、英国での感染者は1986~2007年の間に死者2人を含む
56人。仏、伊、米などでも報告例がある。

日本では2001年に千葉県で初報告があり、これまで計6例の報告がある。
1例は重症で集中治療室に入院したが、他は比較的軽症で、死者はいない。
全員50代で、3例は猫を多数飼っていたり野良猫と接したりしていたという。

しかし日本では届け出義務がなく、医師や獣医師でさえほとんど知らないといい、厚生労働
省は潜在患者は多いとみて、先月22日に都道府県などに注意を呼びかける文書を出した。

コリネバクテリウム・ウルセランス菌は、抗菌薬が効くとされ、1月に発病した東京の女性も
4月に全治している。人から人へ感染した報告はない。

大阪府公衆衛生研究所の調査では、犬から検出された例もあり、猫や犬は屋外で感染した
とみられるが、詳しいことは解明されていない。


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