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米国の飼いネコに多くみられる原因不明の甲状腺機能亢進症が、
カーペット、家具、マットレス、電気製品、さらにはペットフードにも
含まれる難燃性化学物質であるポリ臭化ジフェニルエーテルに
よる可能性が報告された。

甲状腺機能亢進症のネコが示す症状には、体重低下、食欲亢進、
脱毛、興奮性などがある。
老齢のネコに最も多い致死性疾患で、特に室内で飼われている
ネコはリスクが高い。
ネコには念入りに身づくろいをする習性があるため、PBDEを含んだ
ハウスダストを体内に取り込みやすいと考えられる。

ネコの甲状腺機能亢進症がみられるようになったのは約30年前で、
同じころに室内用品にPBDE類が利用され始めた。
米国は世界で最もPBDEの利用が多く、ヒトのPBDE値も世界で最も
高い。 ネコの同疾患リスクも高いと思われる。
現在はカナダ、オーストラリア、日本およびヨーロッパ各地でも
同疾患が認められている。





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